FXを分かりやすく！FXの魅力的な要素4つも紹介！

FXの語源

FXの語源は「Foreign Exchange」から来ています。日本語で表すと外国為替証拠金取引。
日本円以外の外貨を使った取引であることが分かりますよね。代表的なところでは、アメリカのドルがあげられますが、それ以にもユーロやポンド、トルコリラなど複数の外貨を扱って取引がされています。

FXをする上での「基礎の基礎」

FXとは、めちゃくちゃ簡単に言えば「他の国の通貨を買ったり売ったりして利益を獲得すること」です。
例えば、1ドル100円のときに買って1ドル120円のときに売れば20円の利益になりますよね。
これがFX取引での利益になります。
しかし、現実は簡単に利益を獲得できるほど甘くはありません。
勝率を上げるためには、FXの基礎をきちんを把握しておくことが必要です。

FXのメリット3つ

FXには大きく3つのメリットが存在します。
他の投資にはないFX独自のメリットが、一般的に広まった要因とも言えるでしょう。
ここではFX投資ならではメリットについて紹介していきます。

少額でも大きな投資がで可能

少額から大きな投資ができることがFXならではの魅力と言えます。
通常、投資で大きな利益を出すために多くの資金が必要ですが、手元の資金以上の投資が可能なのがFXです。これを「レバレッジ」と言います。
レバレッジは「梃子（てこ）」を意味する言葉で、小さな資金でも大きな取引ができることから使われる言葉です。
レバレッジは、リスクと引き換えに大きな利益を生み出せるFXの大きな特徴と言えるでしょう。

不況でも利益を獲得できる

FXでは不況の場合でも、しっかりと利益を獲得できるメリットがあります。
「投資で利益を獲得できるのは好景気のときだけ」と感じている方は多いかもしれません。
しかし、FXでは2カ国の通貨を利用する取引であるため「片方の相場が下落しても利益が獲得できる」というメリットがあります。
円安や円高、不況といった場合でも通貨の価値に変動がある限り利益獲得が可能です。

スワップポイントによる利益

通貨を売買して利益を出すことだけでなく、外貨を持っているだけで利益を増やすことができるのもFXの特徴です。
通貨には各国が設定した政策金利が存在し、その割合も国によってさまざま。
例えば、日本より金利の高い米ドルを購入することで金利の差分が利益として蓄積されていきます。
これが「スワップポイント」です。
スワップポイントによる利益は、取引の勝敗関係なく入ってくる利益なので、場合によっては損失を補填する以上の利益になっていることもあります。

FXのデメリットと注意点

メリットの多いFXですが、当然デメリットや注意点も存在します。
デメリットの内容もメリットと同様にFXならではのものが多く、事前にチェックしておかないとし敗因の原因にも。
FXの勝率を上げるためにデメリットと注意点を紹介します。

レバレッジのかけ過ぎに注意

FXではレバレッジのかけ過ぎに注意しましょう。
FXではレバレッジにより資金以上の取引が可能になる反面、レバレッジが高くなる事でリスクも大きくなります。
資金が潤沢ではない時期は、レバレッジ高さを考えてエントリーするようにしましょう。

売りエントリーのスワップポイント

売りエントリー時のスワップポイントによる損失は、FXのデメリットであると言えます。
買いでエントリーポジションを取った場合には、スワップポイントが利益として蓄積されますが、売りエントリー時には損失として蓄積されます。
長期保有によって為替差益を出しても、それ以上にスワップポイントによるマイナスが大きくなっていることも珍しくありません。

FXが魅力的である4つの要素

FXには、多くの人を惹きつける魅力的な要素があります。
意外にも日本におけるFX市場は拡大傾向。
2019年度における取引実績の口座数は79万口座にも上ると言われています。
このことから、FXが多様なユーザーに向いている投資であることが分かりますよね。
ここではFXが魅力的である4つの要素について紹介していきましょう。

ライフスタイルに合わせた取引が可能

FXの取引は24時間。
株取引のように時間を気にすることなく取引可能なので、ライフスタイルに合わせることができます。
その中でも、FXのマーケットが賑わってくるのが日本時間で言う22:00～2:00です。
この時間帯は、ニューヨーク市場が開いている時間帯。
大口のトレーダーたちが活発に売買するので、チャートの動きが激しくなります。
このことから、日中に仕事をしている人でも就寝するまでの時間帯で大きな利益を獲得するチャンスがあるということ。
学生や主婦などの属性に関わらず、それぞれ都合の良い時間帯で取引をすることが可能です。

アプリで簡単に取引可能

近年では、FXがパソコンだけではなくスマホやタブレット端末で取引が可能になってきました。
ワンタッチで注文できたり、パソコンにも劣らないチャート機能が付いているスマホアプリも珍しくありません。
スマホで取引すれば、通勤の時間や休憩時間を使って取引をすることができます。

株と比べて選択肢が狭い

FXでは、株取引のように銘柄の選定に時間をかけることがありません。
FXで取引可能な通貨ペアが20程度と限られているのに対して、株では投資対象の数が企業の数だけあります。
東証一部だけでも2,000以上の銘柄が存在するので、どの株に目をつければ良いのか見当も付けづらいですよね。
FXでは、銘柄が数えるほどしかない上に多くの人がドル円の取引をするので目安が明確になっています。

少額から取引可能

少額から取引可能な点もFXの魅力であると言えます。
「投資はお金がかかる」と思うかもしれませんが、FXではレバレッジをかけられるため数千円からの取引が可能です。
FX会社によっては1通貨からの取引が可能なケースもあるので、理論上の最低額は約4円。
実際に4円で取引するかどうかはさておき、レバレッジのおかげで少額から始められるのは事実です。

知っておくべき基礎知識

FX取引を行う上で、いくつかの知っておくべき基礎知識があります。
事前にチェックしておくことで、リスクを回避できたり勝率に繋がることもあるので覚えておくと良いでしょう。

FX取引には手数料が必要

FX取引には、売買の都度手数料がかかる訳ではありませんがスプレッドが実質の手数料として発生します。
FXレートでは「ドル円 100.00円 99.997円」と言う風に表示されるレートが2つです。
この表記の意味には、瞬間的にドルを買って売却する行為をしても0.003円の損失が出ることを表しています。
これがFX会社に支払われるスプレッド（手数料）です。

FXのロットとは？

多くのFX会社には最低取引ができる通貨単位（ロット）というものが存在します。
1通貨は、その国の通貨の単位のことを指すので1ドル100円の場合は1通貨は100円分の取引です。
ほとんどのFX会社では、最低取引通貨単位が1,000通貨や10,000通貨であることが多く一定の取引額が必要になります。
1ロットは、最低取引通貨単位によって変わってくるので会社によって通貨の大きさは異なります。
ロットを読み間違えると、大変なことになるので事前にチェックしておきましょう。

結局FXはいくらから？

ずばりFX取引は、約4,000円〜1万円でスタートできる会社が多いです。
最近では、1通貨から取引可能なFX会社もあり理論上は約4円からの取引も可能になってきています。
FX投資のイメージ的に大きなお金がないとできないと思う方が多いですが、実は少額から始めることができる手軽な投資方法なんです。

実際にFXを始めてみよう！

FXの知識も大切ですが、実際に始めてみないと何も始まりません。
まずはネットでFX会社を検索してみましょう。
各社色んなツールが提供されているので、すぐにヒットするはずです。
自分の好きな会社を決めたら、FX会社で口座を開設しましょう。
口座の開設には「本人確認できる書類」と「マイナンバーに関する書類」が必要ですが、アプリで簡単に開設できる会社が多く書類系は全てデータで送信。
その後、2〜3日で口座開設に関する書類が届けば取引開始です。
実際に取引してみて見えてくる部分も多いので、基本的な知識を覚えた後は実践あるのみ。
これを機に自分の好きなFX会社を見つけてみてはいかがでしょうか？