お金のイメージを「汚い!」とする日本人は時代に乗り遅れる!?

日常・コラム

人間が生きていく上で必要な「お金」は、何故か日本においては「ひた隠し」にする風潮があります。「貯金が〇〇円ある」「給与が〇〇円だ」「〇〇円稼げる」などの話は、決して公にされる事はなくコソッと噂話の中で情報交換されますよね。子供の教育においても、お金に関する事を授業の中に取り入れることはありません。今回は、日本人が持つお金のイメージについて考察していきます。

①日本人のお金・投資に対する価値観は時代遅れ?

日本人の中に刷り込まれているお金の価値観には「楽して儲けるのは悪」と言う物が存在します。苦労した人こそがお金を儲けるのであって、楽して大金を得た人は「バチが当たる」などの表現が長年にわたって使われてきました。しかし考えてみると、お金を稼ぐことが直接人に迷惑を掛けたり、危害を加える行為にはなりません。

お金を上手く循環させることで、実は社会に貢献したり人をサポートする役割を果たします。人を助けるためには、お金が必要になってくる場合が少なくありません。例えば、東日本大震災の時にも独自にボランティアへ向かった人は、自費で全てを行いました。自費なので、スピーディな対応や臨機応変な対応が可能になります。

お金の実情は、多くの人を助けて多くのチャンスを生んでいるエネルギーになっているにも関わらず、日本人の中でのお金儲けはどうしても「悪役」的な表現でつかわれる事が多いですよね。投資によるお金儲けに関しても、ギャンブルと同じ扱いか場合によっては、それ以上に「お金に汚い」「お金の亡者」と言う印象を与えます。

社会に貢献出来る力を付けると言う意味においては、お金を多く持つ事は非常に有効的です。そう考えれば、投資で効率よく大金を得る事が決してやましいことにはならないですよね。もっと言ってしまえば、投資自体が企業にとって貢献していることになるので、社会貢献活動とイコールであると言う見方も出来ます。

②日本人は、なぜ「お金の話」をするのは恥ずべきことだと思うようになったのか?

日本人がお金の話を恥ずべき事だと認識する理由には、お金持ちに対する印象操作があります。確かに考えてみると「困っている人には目もくれず、自分ばかりが豊かになる」イメージがあります。お金持ちが、財力を振りかざして貧乏人を見下すような描写が、アニメや童話などでよく目にしましたよね。お金を持つ事で人は傲慢になり、周りが見えなくなる代表的な例とも言えます。

もう1つは、犯罪的な行為でお金儲けをするイメージです。これも映画やドラマでは定番と言って良いほど目にする描写ですよね。このように、お金=悪のイメージは日常からの印象操作によって維持されていると言っても過言ではありません。何故このような印象が根付いているかは、200年以上栄えた江戸時代の仕組みに関連していると言われています。

かつて徳川家康が支配していた江戸幕府では、国民にお金を持たせないようにして反乱を防止する事で国全体を制御していました。幕府以外の国民全員が貧乏であった為、お金持ちを羨む発想がなく「貧乏=美徳」として認識されたのもこの時代です。また「士農工商」と言う身分を作っていましたが、身分の1番低いはずの商人が1番稼いでいました。

その事で「商人=欲にまみれた人間」として、他の身分からは嫌われていたそうです。こうして日本人は、お金に対する認識をどんどん歪曲させ、実態とは異なるイメージを膨らませてきました。

③日本人は投資意識が低く&お金を貯めるのが善だと思っている

そして日本人はお金の使い方についても、歴史からくる印象操作が関わってきます。お金を使う事よりも貯める事を良しとする日本人の考え方は、日中戦争が関わっている事はご存知でしょうか?日中戦争が開始された昭和13年に「国民貯蓄奨励局」と言う機関が政府により設立され、国民全員に貯金をさせる取り組みを始めました。

これは戦争を行うための貯蓄で、全国民が戦争に勝つために多額の貯金をして政府の取り組みに貢献していました。大人だけでなく子供の小遣いまで「貯金」する事を国全体で推奨されていたので、ここでも「貯金=美徳」と言うイメージが付いたそうです。確かに、子供の頃から「貯金している子は偉い」と言うイメージが根強く残っていますよね。

つまり一生懸命働いて必要最低限の分だけを使い、残りはコツコツ貯金する事が日本人の描くお金に対する理想像として今でも残っています。それに反して投資は、出来るだけ多くの資金を使って多額の利益を生む行為なので、動きのない貯蓄と違いお金を循環させる方が良いとされます。これだけ考え方が違えば、当然賛同する日本人が少ないのにも頷けますよね。

④お金に対する教育がないのも原因?

お金が色んな意味でタブーとされている日本においては、子供たちがお金に関して具体的に触れる機会も多くありません。日本の教育において「調和」や「協調性」「思いやり」と言った内容は充実していますが、投資や金融機関に関する教育は皆無です。一方でアメリカやイギリスでは、小学校の授業内容にお金に関する事が多く含まれます。

こう言った違いがある中で、社会に出ればたちまちお金に関わる機会が一気に増えます。しかし日本の場合は、社会人になった時点でお金に対する認識が初心者なので、投資やお金を稼ぐ事へのノウハウが全くありません。ただ雇用されて一生懸命働く事でしかお金を稼ぐ手段がないと思い込んでしまうので、結局は豊かになれず社会貢献出来るような状態にはならないのです。

また日本では「お金をたくさん持っている」と言うと、あまり良い印象を受けません。「何か悪い事をしてるのか?」等と、どうしても悪い印象を持たれがちです。しかし欧米では、お金をたくさん持っていると言うと他の人から尊敬される対象になります。つまり「財力があり社会貢献が出来る人間」として認められるのです。この辺の価値観には、著しく相違するものがあります。

⑤これからは価値観を変えていかないといけませんね!

今までの日本は、一生懸命働く事でそれなりの豊かな生活が約束されていたかもしれません。しかし、今の時代やこれからの時代では、今までの価値観が全く通用しなくなります。今まで培った根強いお金の価値観に囚われるあまり、もはや日本は先進国とは言えないまでに退化していると言っても過言ではありません。

多くの企業で退職金や終身雇用と言った考え方は皆無であり、レールの上を一生懸命走るだけでは食べていくのも難しくなっています。これから何十年先の未来を1つの会社に任せるには、あまりにも不安定で流動的な時代への突入しました。今では、個人が自分の力で工夫しながら稼いでいかないと生き抜く事が出来ない状況になっています。

投資でお金を稼ぐ事は、何やら楽して儲けようとする事に等しいと感じていたり、自分には縁のないビジネスであると思っていかおしれません。しかし投資は企業に対する貢献であり、誰かを騙しているものでもありません。実際に生命保険会社でも、保険金を投資運用して契約者へ多くの返戻金を支払う商品まであります。

「投資=ギャンブル」「投資で儲ける=悪」と言う認識を捨てないと、今後の日本はどんどん閉鎖的で世界から乗り遅れた国家として退化していくでしょう。

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最後までお読みいただきありがとうございます。お金に対する価値観を変える事で、投資にも積極的に取り組みたいと思えた方にはFXをおすすめしたいです。投資には、大きく分けて「株式投資」と「外貨投資」の2種類があります。株式投資は、前述のように企業の株を購入して貢献出来る投資で、安く購入し高く売却する事で利益が得られる投資です。長期保有する事で、企業から配当金も得られるので株数を多く買えば買うほど獲得する利益額も増えます。

一方で外貨投資は、外国の通貨を日本円で購入する投資で、FX取引により利益を獲得する事が可能です。このFXをおすすめする理由は、株式投資ほど複雑ではなく自動的に取引が行えるツールがある点が挙げられます。自動売買ツールと呼ばれるFXの取引ツールは、少ない資金から増やしていく事が可能な上に、知識がなくても利益が獲得できる可能性が格段にUP

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